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【感想】『灰と幻想のグリムガル 何もないラジオ』〜ハマれば最高な天然空間〜【アニラジ】

今回取り上げるのは、2016年1月から放送されるアニメ「灰と幻想のグリムガル」の宣伝番組だ。

パーソナリティは、ユメ役の小松未可子さんとシホル役の照井春佳さんの2人。

 

 


さて、タイトルの「何もない」というのは作中で主人公たちに名前以外の記憶がないというところからきている訳だが、ラジオでも本当に何もない。
まずSEがない。
今のところはプレ放送内で録音した照井さんの肉声SEを使っている。


コーナーに関してもプレ放送ではしっかり固まっていなかったように思う。


アニメとの関連性を深めるためとは言え、なかなか思い切ったことをするなぁと感じたりもしたものだが、個人的にはかなり『アリ』である。


なぜなら、番組の成長を感じられるから。
ラジオはリスナーとの距離が近いメディアだとよく言われる。
それは事実であり、「何もない」ところから番組が出来上がっていく様を聴けるというのは「俺が育てた」みたいな感覚になるのではないかというのが僕の見解である。
「俺が育てた」は言い過ぎにしても、ようは番組に愛着が湧くということだ。
愛着のある番組を聴き続けるのはいたって自然な流れだろう。





そんな訳で個人的には全力でおすすめしたい番組なのだが、正直人を選ぶ番組かなとも思う。


それはズバリ、照井春佳さんの存在が原因である。
このラジオも照井さんが出演する他の番組の例に漏れず、天然な発言や音声では伝わらない謎の動きのオンパレードなのだ。
そして、そんな照井さんの天然発言とそれに的確につっこむ小松さんのやりとりこそがこの番組の最大の魅力である。
あるのだが、この妙なテンションについていけないと番組を楽しむのは難しいとも思う。


僕は「未確認で進行形」というアニメからの照井春佳ファンなので何の問題もなく楽しめているが……





とまぁ、若干のマイナス面も話したが、とりあえず1回聴いてみて欲しい。
この番組を楽しいと感じた人は、照井春佳ファンになることを避けられないと思うのでその点については事前に覚悟しておくように。


灰と幻想のグリムガル 何もないラジオ | インターネットラジオステーション<音泉>

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