今日もアニラジが聴きたくて

アニラジと声優について語るブログ。

その人がラジオのパーソナリティである理由

あなたはその人がパーソナリティである理由を考えたことがあるだろうか?
例えばアニメの宣伝ラジオ。たくさんのキャストがいる中でなぜその人がパーソナリティなのか? 深夜のバラエティ番組。たくさんの芸人がいる中でなぜその人がパーソナリティなのか?
そんなことを考えてみるとまた違ったおもしろさが見えてくるのかもしれない。

番組のためのパーソナリティ

パーソナリティを決める際のおおまかな流れのひとつとして『番組のためのパーソナリティ』というものがあると思う。つまり、『番組がある程度深い内容まで決まっていて、それに合うパーソナリティを選ぶ』というパターン。
これはアニラジなどの作品番組に多いパターンだろうか。


アニラジなら作品の魅力を最大限に伝えてくれるパーソナリティを選ぶはずだ。宣伝が主目的なので、多くの人に聴いてもらうために人気のあるキャストを選んだりもするかもしれない。
作品のラジオだとアニメ放送直前から終了までの期間で放送することが多いので、1クールなら3ヶ月。2クールなら半年だ。この短い期間でラジオを聴いてもらい、アニメも見てもらわないといけないので、いわば即戦力のようなパーソナリティが求められるのではないだろうか。主役キャストがパーソナリティを務めることが多いのもそのためかもしれない。

パーソナリティのための番組

先ほどのパターンに対して、『パーソナリティのための番組』というもの。『パーソナリティを先に決めてからその人に合わせて企画を詰めていく』というパターンだ。
作品が関係ない声優個人の番組などには多いのだろうか?


こちらは必ずしも即戦力を求められるわけでもないと思うので、意外と新人声優が冠番組をもっていたりもする印象。偉いプロデューサーさんが「こいつはこれから売れるぞ! 今のうちに確保しとけ!!」とか言っているのかもしれない。知らないけど。
完全に個人的な意見だが、このタイプの番組はファンになってしまいやすい。番組自体がパーソナリティの魅力を引き出そうという方向性なので当然なのかもしれないが、まんまとスタッフの策にはまってしまう。
僕がことあるごとに言っている「気になった声優がいたらネットでも雑誌でもなくラジオを聴け」という考えはこういう実体験ゆえなのである。ラジオにこそ魅力がつまっている。

最後に

なんだかそれっぽいことを語ってはきたが、僕はラジオ業界出身というわけではないので事実はわからない。
まぁ、こういう視点もたまにはおもしろいんじゃない? という程度なのであまり気にせず。
みなさん、これからも楽しいラジオライフを。